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光のメタボ
「照明探偵団」に学ぶ、日本のあかりの今とこれから

照明デザイナーの面手薫先生のセミナーにいってきた。
東京国際フォーラム、六本木ヒルズなんかの有名な建築の照明を担当した
一流デザイナーのお話。眼から鱗。

3.11後節電のために街のビルや公共機関でも照明を消している昨今、
「もともとこんなに光はいらなかったじゃーん」
「ここはちょっと暗すぎて危険になってるわ、、」
なんてのを、一緒にスライド見ながら観察。
東京では、やっとちょうどいい光加減になった!というところが多いのよ。

第一、東京は「光のメタボ」だったと。
どこもかしこも不快になるくらい明るすぎる。電機を使いすぎている。
コペンハーゲンに引っ越したとき、暗いなぁー、と思っていた駅や会社や家のなか、
しばらくたって慣れてくると心がおちつくちょうどいい加減だった。
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どんなにおしゃれな部屋でも、光の具合が間違っていると台無し。
冬の間日照時間の短い北欧の国は、光のセンスが磨かれるんだな。

一方でリビングの天井に真っ白い蛍光灯をつけちゃう日本のセンス。
街や駅もギラギラ。
今回の節電ムードを機に、ちょっとは光のメタボから脱出できますように。
Top▲ | by saocean2 | 2011-07-31 10:13 | インテリア
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